ユーザーからの要望に応じて少量試作から製品の受託製造までを引き受けています。
受託研究を行っており、化合物製造委託の要望があれば開発の検討、少量の合成にも対応。
さらには受託製造と精製へと進ことができ、OEM(委託製造)までを請け負っています。顧客監査などにも対応可であり、精製のみ行うこともできるなど、臨機応変です。
また、樹脂溶液(ワニス)といった高粘度の試作や実機製造の実現も可能となっています。
受託合成を始め、さまざまな受託を請け負う流れの中で、段階に応じて柔軟な姿勢が見られるのもJNCの特徴です。
試作や受託の依頼を受けた段階ではプロセスの検討が。その後、試作の検討やスケールアップの検討などに応じてもらうことができ、ユーザーの要望によりこたえてもらいやすい受注が行われています。
受託合成に対応する代表的な
化合物「有機化合物」と有機合成とは?
ラボスケールからパイロットまでの各種合成反応に対応。
公式サイトにて、合成実績の確認はできませんでした。
JNCの設立は2011年ですが、もともとは1906年に創業した曾木電気株式会社を前身としています。事業に電力・電池が含まれているのはそのため。
そして、その過程で再生可能エネルギーから電気化学の分野へと事業を拡大し、現在は機能材料分野や加工品分野、化学品分野にも裾野を広げています。
また、水力発電を手がけるにあたり、環境保全を大切にしているのもJNCの大きな特徴です。化学と地球環境の調和を目指しているところに会社としての品性が伺えます。
パイオニア精神を持ち続けているJNC。研究員一人ひとりが快適で豊かな暮らしの実現を目指した研究開発を行っています。
重点を置いている研究は、環境・エネルギー関連材料や機能性材料、ライフケミカル関連材料などの分野。
二次電池用材料や水処理技術システム用材料などの環境・エネルギー関連材料の研究でSDGsを重視しているほか、有機EL材料や液晶及び周辺材料などの機能性材料の研究によって高度情報社会の実現に貢献。
また、クロマトグラフィー充填材料や抗ウイルス材料、微生物検査キットなどのライフケミカル関連材料を研究することで、安全で豊かな暮らしの実現を目指しています。
JNCでは、既存製品の製造手法改良や新規素材の製造プロセス構築を目的として、プロセス技術開発を進めています。
具体的にはコンパクトフローの開発を実施しており、高効率・高品質で安全性の高い製造手法を開発。微小流路を利用する連続流通プロセスのため、瞬間混合や高速熱交換、精密な反応時間制御、界面制御などが可能。また、装置がコンパクトであることから、コンテナプラントとしてオンサイト製造も実現できます。
本社所在地 | 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル |
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受託合成関連会社 | 横浜研究所、水俣製造所イノベーションセンター |
事業内容 | 液晶材料、情報材料、電力、電池、環境保全、繊維・不織布製品、肥料、樹脂加工品、フィルター、化学品、ライフケミカル製品、合成樹脂、合成樹脂ライセンス、受託製造 |
設立年 | 2011年1月12日 |
連絡先 | 03-3243-6760(代) |
営業時間 | (記載なし) |
公式サイト | https://www.jnc-corp.co.jp/ |