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受託合成に対応する代表的な化合物

有機化合物

有機化合物は炭素(C)が主体とし、その他水素(H)や酸素(O)から成る化合物のうち、生物由来の物質の総称。かつては「生物がつくり出す化合物」として定義づけられていましたが、炭素を含まない無機化合物から合成されることが明らかとなっています。

有機化合物の受託合成
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無機化合物

無機化合物とは、炭素を含まない物質の総称です。つまり、有機化合物以外の化合物のことを指しているといえます。現在、無機化合物同士、もしくは無機化合物と有機化合物の合成により得られる新素材の研究開発が盛んに行われています。

無機化合物の受託合成
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ペプチド

ペプチドは、アミノ酸が鎖状に数個~数十個つながったもの。結合するアミノ酸の種類や配列、数によって多くの種類が存在します。研究開発に必要なペプチドは「ペプチド合成」によって人工的につくり出すことができます。

ペプチドの受託合成
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糖鎖

糖鎖は、糖の最小単位である単糖が鎖状に連なった物質です。遊離糖鎖、糖タンパク質、糖脂質などの形で自然界に存在し、医薬品や食品、化成品などさまざまな分野で応用されています。糖鎖は扱いが難しく、合成には高い技術が必要であるといわれています。

糖鎖の受託合成
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核酸(DNA/RNA)

デオキシリボ核酸(DNA)とリボ核酸(RNA)の総称が核酸です。核酸は新しい細胞をつくり出すのに不可欠な成分で、生命活動に必須の物質。現在は「核酸医薬」が注目されており、研究が盛んに行われています。

核酸(DNA/RNA)の受託合成
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脂質性化合物

体内にも存在し、エネルギーを蓄えたり細胞膜の成分となったりするなど重要な役割を担っている脂質。脂質には多くの生理機能があると考えられており、そのメカニズム解明や実用化に向けて研究開発が盛んに行われている物質でもあります。

脂質性化合物の受託合成
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高分子化合物

高分子化合物は、原子が大量に結合して生成される物質。代表的なものは私たちの身近に存在するビニール袋やプラスチック、ゴム製品、衣類の繊維などです。分子の組み合わせによっては、化合物が数限りなく得られるといわれています。

高分子化合物の受託合成
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高薬理活性化合物

ケミカルハザード(高薬理活性化合物)とは、暴露することで健康障害を生じる恐れのある危険性の高い化学物質のことを指しています。高薬理活性化合物の取扱いには注意が必要であるため、厳密な管理が必要です。

高薬理活性化合物の受託合成
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