ニッポンジーン

目次

引用元：公式HP
https://www.nippongene.com/

ニッポンジーンの受託合成はここが強い

多様なオリゴ合成サービス

ニッポンジーンが対応している受託サービスはオリゴ合成サービスです。DNAオリゴ(修飾・非修飾) 合成、 Eurogentec社修飾オリゴ合成、Double-Dye Probe合成、LAMPプライマー設計 & 合成、siRNA合成、siRNA設計、蛍光修飾ネガティブ／ポジティブコントロールsiRNA、Control siRNA duplex （製品化した陽性コントロールsiRNA）など。富士フイルム和光純薬株式会社が代理店となっています。

非修飾オリゴ合成サービス

要望の収量や精製度のオリゴヌクレオチドの合成を行っています。0.05μmol、0.2μmol、1μmolスケールから希望のオーダーが可能で、カートリッジ精製、長鎖カートリッジ精製、HPLC精製、PAGE精製が用意されています。

siRNA合成サービス

遺伝子抑制法として注目のRNAi実験に適したsiRNAのカスタム合成を行っています。MALDI-TOF MSを行いRNAの鎖長・不完全長オリゴを確認するなど、品質管理に基いたカスタム合成を行います。一本鎖での納品にも対応しています。

ニッポンジーンが対応している合成

対応スケール

0.05μmol、0.2μmol、1μmolスケールからご希望によってmgオーダーまで対応しています。

ニッポンジーンの参考情報

受託合成サービスを選ぶ際は、まず自社がやりたいことに合致しているのかを確認！
受託合成の対応の幅が広い3社の特徴をまとめています。

ニッポンジーンの合成設備

公式サイトに記載がありませんでした

ニッポンジーンの受託合成の実績

公式サイトにて、合成実績の確認はできませんでした。

株式会社ニッポンジーンとは

1982年にベンチャー企業として発足した株式会社ニッポンジーン。ライフサイエンス研究用ツールや体外診断用医薬品開発・製造を行っています。 富山県内に研究試薬事業所、診断薬事業所、医薬品富山公房、免疫研究所、総合研究所など、テーマ別の拠点を設け、事業を展開しています。社名はFDA（アメリカ食品医薬品局）の元長官のフランク E・ヤング博士によるもので「ジーン（gene）」は英語で「遺伝子」を意味します。バイオテクノロジーを通じて世の中の役に立つものを創造し続けています。

その他ニッポンジーンが取り扱う製品・サービス

核酸抽出/精製

核酸抽出 / 精製製品として、RNA抽出用試薬（ISOGEN）、DNA抽出用試薬、プラスミドDNA抽出用試薬、アガロースゲルからの核酸抽出用試薬、アルコール沈殿用共沈剤（Ethachinmate）、核酸精製用試薬・関連製品を提供しています。

cDNA合成

cDNA合成キットの提供も行っています。例えば、RNAを鋳型にして1st strand cDNAを合成するためのキット「GeneAce cDNA Synthesis Kit」を用意。こちらのキットにはcDNA合成に必要な試薬が全てセットされています。改変型の逆転写酵素を採用しており、完全長cDNA合成効率が向上しています。

リアルタイム定量PCR

高性能なリアルタイムPCR試薬を低価格で提供するGeneAce qPCR Mixシリーズを提供しています。こちらのシリーズは、化学修飾したPCR酵素により、特異性の高いPCRが可能である点が特徴です。蛍光標識プローブ検出系、SYBR™ Green I 検出系などが提供されています。

PCR

スタンダードPCR酵素や、Hot-Start PCR用酵素、高正確性酵素のほか、プライマー、PCR関連試薬などを提供しています。

等温遺伝子増幅反応

例えば、LAMP法用核酸増幅試薬 LAMP MASTERシリーズを提供。こちらは、LAMP法による等温拡散増幅のためのマスターミックス試薬です。そのほか、鎖置換型酵素としてBst DNA Polymerase、Csa DNA Polymerase、96-7 DNA Polymerase、dNTPs Mixture (25mM each)を提供しているほか、等温遺伝子増幅検出システムの提供も行っています。

バッファー

ニッポンジーンでは、すぐに利用可能なヌクレアーゼフリーのバッファー製品を多数取り揃えている点も特徴です。例えば拡散の溶解や保存、PCRの実験などの際によく使用する水を分注した製品や、蒸留法・イオン交換法・ろ過法にて処理してオートクレープした製品、リン酸緩衝液の10倍濃度のストックソリューションなどをさまざまな製品を提供しています。

コンピテントセル

特別な製法で調整したECOS TM（イーコス）コンピテントセルを提供しています。こちらは、高速・高効率で形質転換ができる点、好みの量に小分けして残りを-80℃で冷凍保存ができる点、長期保存が可能である点などが特徴となっています。

修飾酵素、ライゲーション

さまざまなライゲーションキットや修飾酵素、ポリメラーゼ、逆転写酵素などの提供も行っています。例えば、DNAライゲーションを短時間・高効率で行えるLigation-Convenience Kitや、DNA末端の平滑化とライゲーション反応を簡単・迅速に行えるBlunting-Convenience Kitなどさまざまな製品が用意されています。

制限酵素

制限酵素はDNAの特異的な塩基配列を認識し、切断するエンドヌクレアーゼです。ニッポンジーンではさまざまな制限酵素の提供を行っています。また、制限酵素と修飾酵素をセットにしたCombination Series（コンビネーションシリーズ）を用意しています。こちらは、対象製品から5本または10本自由に組み合わせて選択し、まとめて注文できます。

DNA、遺伝子クローニング

バクテリオファージλ（cⅠ857 Sam7）から単離された二本鎖DNAであるLambda DNA（ラムダDNA）や、変異型のバクテリオファージT4 (T4GT7) から分離抽出したT4 GT7 DNA、大腸菌内で安定に複製保持されるプラスミドDNAであるColE1 DNAなどさまざまな製品を用意しています。DNAのほか、クローニングベクターやタンパク質発現ベクター、コスミドDNAなどを提供しています。

アガロース

DNA断片の分離や回収を目的として特別に精製したアガロースを提供。こちらは、厳しい品質管理を行うことにより、十分に分離または回収DNAの純度を保証。例えば「低分子側のバンドをシャープに分類したい」「日常的に使いたい」といったように、ユーザーのニーズに合わせて製品の選択が可能です。

マーカー、電気泳動

「Gene Ladder」「OneSTEP Ladder」「OneSTEP Marker」「Marker」という4シリーズのDNAマーカーを用意。低分子から高分子域までさまざまな種類を取り揃えている点も特徴です。そのほか、DGGE用マーカー、RNAラダー、タンパク質マーカーも用意されています。

ゲノム編集

CRISPR-Cas3ゲノム編集用のcrRNAの設計およびcrRNAとCasタンパク質の複合体を作製するサービスである「Cascade-crRNA複合体作製サービス」や、ゲノム編集に必要なガイドRNA（guide RNA, sgRNA, crRNA, tracrRNA）などの短鎖RNAを合成・精製するためのキット「CUGA®7 gRNA Synthesis Kit」、ゲノム編集技術による変異導入を迅速に確認できるキット「Rapid Indel Detection Kit」などを提供しています。

ハイブリダイゼーション

in situ ハイブリダイゼーション（ISH）用試薬を提供しています。in situ hybridization（ISH）法とは、スライドガラスに固着させた組織切片上で核酸－核酸ハイブリダイゼーションにより、特定の核酸の局在性部位を決定する方法です。

タンパク質解析

Tobacco Etch Virus由来のプロテアーゼでは、特異的な7アミノ酸配列Glu-Asn-Leu-Tyr-Phe-Gln-Gly/Serを認識しGlnとGlyの間（もしくはGlnとSerの間）の切断が可能となっています。同社が提供しているTEV Protease (Glycerol free)」は。界面活性剤等の添加物を含んでいないバッファー構成となっていますので、タンパク質研究に用いる試薬の調製に向いています。

GMO検知用試薬

平成13年に遺伝子組み換え農作物や加工品に関して、JAS法の品質表示制度に基づく表示の義務化が導入されています。この点に伴い、農林水産省や消費者庁、厚生労働省から検査方法について発表されていますが、同社が提供するGMO検知用試薬は発表されている検査方法に準拠した試薬となっている点が特徴です。

教育用バイオ実験

ニッポンジーンが開発した教育用実験キット「Dr.ジーン」のシリーズの提供を行っています。近年の「理科離れ」を食い止めることと、若い科学者の育成という目的により開発されたキットとなっています。このシリーズを使用することにより、若い学生がバイオテクノロジーの一端に触れられるというメリットもあります。

エピジェネティクス研究

「ChIP Reagents」は、クロマチン免疫沈降法のうち、化学架橋したのちにクロマチン断片を調製するクロスリンク法で使用するストック溶液のセットとなっています。こちらの製品には、クロマチン免疫沈降を30回行うための試薬が含まれています。

基本情報

本社所在地 東京都千代田区神田錦町一丁目5番地 金剛錦町ビル
受託合成関連会社 株式会社ニッポンジーン マテリアル
事業内容 遺伝子工学研究用試薬、体外診断用医薬品、検査・診断試薬の開発及び製造
バイオテクノロジーに関する新規技術開発及び受託研究
設立年 1982年
連絡先 076-451-6548
営業時間 9:00～17:00
公式サイト https://www.nippongene.com/