黒金化成ではISO9001を2002年に取得しており、その後、更新し続けています。品質はもちろんISO9001に基づいたもの。
また、品質保証もさることながら、ユーザーのニーズに徹底した姿勢でこたえているのも特徴。
クイックレスポンスの体制が整っており、ユーザーごとのさまざまなニーズに合わせられる許容量があるのも特筆したい点。多品種を限定的に生産する少量受注や、その逆にスケールアップでの量産などにも素早い対応が期待できます。
黒金化成が特に自信を持って提供しているのが、半導体向けのプロセス材料や、ディスプレイ材料へと用いられているモノマー、ポリマーの受託製造です。
ほかにも、機能性材料・医薬中間体といった製品への実績を持ち合わせており、低分子から高分子化合物までの豊富な製造を行っています。
第一石油類やハロゲン系溶剤も使用することができます。
黒金化成の設備を確認すると、特に分析機器のラインナップが充実しているとわかります。
分析にはスペシャリストが取り組んでおり、金属分析(ppbレベル)や微細浮沈物といった機器を取りそろえているのが特徴です。と、同時に、そのスペシャリストたちは新たな技術の開発を目指して邁進しています。
その他の反応に関しては要問い合わせ
受託合成に対応する代表的な
化合物「有機化合物」と有機合成とは?
グラム単位からトンスケールまで対応可能。
参照元:黒金化成公式サイト_受託合成・製造
(https://www.kuroganekasei.com/contract_mfg.html)
愛知県名古屋市に本社を置く会社で、その愛知以外では岐阜にも自社工場を抱えています。また、研究機能と実験機器をそろえたラボラトリーも保有。あらゆる企業が新製品を開発する際のパートナーを目指しています。
TokeOni(別称:AkaLumine-HCI、アカルミネ塩酸塩)とは、近赤外発光(λmax=675nm)を示すルシフェリンアナログのこと。電気通信大学の牧教授が開発した技術であり、黒金化成が量産化を実現しています。
TokeOni は、FlucやAkaluc等のホタル発光系酵素と反応することで発光を示します。そのため、ルシフェラーゼ発現細胞のイメージングやルシフェラーゼ遺伝子導入によるレポーターアッセイに利用できます。
また、近赤外発光によって高い生体透過性が高いことから、深部観察に適しているのも特徴。また、Luc2などFlucの系でD-luciferinの代わりに使用できます。さらに、深部観察の際に特化酵素Akalucを用いれば、D-luciferin×Fluc(Firefly BLI(Bio-Luminescence Imaging))よりも高い感度で測定できるのも魅力です。
ニーズを的確に捉えたスピーディな製品開発を目指し、クイックレスポンスを実現する開発支援体制があるのが黒金化成の強み。研究開発部門・試作・生産部門を一つにまとめており、顧客の要望が関係部門全体に伝わるようにしています。
もちろん顧客との連携も大切にしており、研究開発の初期段階から顧客と共に開発を行います。開発フェーズごとのニーズにも迅速に対応しており、少量のサンプル合成やスケールアップも可能。さらに、ダストフリー・メタルフリー環境での生産を実現しており、品質確保にも注力しています。
黒金化成は、岐阜県美濃加茂市と愛知県知立市に工場をもっています。工場には、大型の各種反応設備のほか、光反応装置、多種の遠心分離器機や乾燥設備を所有。設備を充実させることで幅広いスケールの生産に対応しており、グラム単位からトンまでの試作・生産が可能です。
また、超純水供給設備やクラス100000レベルのクリーンルームを導入することで、半導体材料などの低メタル製品を高品質に生産することも可能。
そのほかにも、黒金化成では高品質な製品をスピーディに生産するために生産設備の自社開発も行っています。さらに余剰汚泥を減容化するシステムを導入して排水処理を行うなど、環境面にも配慮しています。
本社所在地 | 愛知県名古屋市中区錦1-6-17 |
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受託合成関連会社 | テクニカルセンター(KTC) |
事業内容 | 電子情報分野、医療分野向け高機能有機材料、医薬中間体等の受託製造 |
設立年 | 昭和22年6月20日 |
連絡先 | (記載なし) |
営業時間 | (記載なし) |
公式サイト | https://www.kuroganekasei.com/ |