高分子化合物とは/高分子合成とは
原子が大量に結合して生成される、分子量が非常に大きい物質を高分子化合物といいます。高分子化合物の代表的なものが、私たちの身近に存在しているビニール袋やプラスチックです。
高分子化合物が合成される過程、つまり高分子合成反応は「ポリマー合成(重合)」とも呼ばれます。高分子化合物(ポリマー)は、小さい分子「モノマー」が繰り返しいくつも結合し形成されているのです。
このようにして合成される高分子化合物は、さまざまな分野において利用されています。ビニール袋やプラスチックの他、ゴム製品や衣類の繊維なども高分子化合物です。
高分子化合物の最小単位となるモノマーの種類や組み合わせによっては、限りなく多くの化合物が得られるともいわれています。
高分子化合物の受託合成の費用相場
高分子化合物の受託合成の費用相場について、公開・言及されている情報は見つかりませんでした。もし高分子化合物の受託合成を依頼する際は、いくつかの企業から見積もりを取り、費用を比較・検討してから依頼先を選びましょう。
高分子合成(ポリマー合成)に対応している企業と合成の内容
高分子化合物の受託合成に対応する企業をご紹介します。
引用元:公式HP
https://www.nard.co.jp/
ナード研究所には、豊富な高分子化合物の特注実績があります。高分子化合物はモノマーの組み合わせ次第では何通りもの化合物が得られるため、市販品の対応がない場合も多いようです。そのような思いを抱える研究者のニーズに応えられるのが、ナード研究所のサービスであるといえるでしょう。
サービスの特長
ナード研究所の受託サービスには、以下のような特長があります。
- 合成法の調査から対応可能
- さまざまな重合法を用いることで、多くの化合物に対応
- リビング重合の手法を活用
- 変性反応にも対応
ナード研究所の参考情報
- 参考価格:要問い合わせ
- 納期:要問い合わせ
- 標準合成範囲:要問い合わせ
- 合成方法:要問い合わせ
合成実績
【手法】
- ラジカル重合・アニオン重合・カチオン重合・重縮合など
- ランダムポリマー・ブロックポリマー
【樹脂】
- アクリル樹脂
- ポリスチレン
- ポリイミド
- ポリウレタン
- ポリ酢酸ビニル
- ポリアミド
- ポリカーボネート
- ポリエステル
- PPS樹脂
- PEEK
- 生分解性ポリマー など
引用元:公式HP
https://labchem-wako.fujifilm.com/jp/index.html
試薬や工業薬品で培った技術や品質管理を活かし、受託合成サービスを展開するのが富士フイルム和光純薬です。
サービスの特長
富士フイルム和光純薬のサービスには、以下のような特長があります。
- モノマー合成からポリマー化、後処理まで一貫して行える体制
- さまざまなスケールの受注が可能
- ラジカル重合の実績が豊富(電子材料用・化粧品用ポリマーなど)
富士フイルム和光純薬の参考情報
- 参考価格:要問い合わせ
- 納期:要問い合わせ
- 標準合成範囲:要問い合わせ
- 合成方法:要問い合わせ
ポリマー合成技術
以下のような様式や装置を用い、電子材料・化粧品・医薬品などの分野でのポリマー合成に対応しています。
- 重合様式:ラジカル重合、アニオン重合、重縮合
- 重合装置:滴下重合装置、各種反応釜
その他、官能基部分導入やブロックポリマー合成などにも対応します。
引用元:公式HP
https://www.ts.showadenko.com/
昭和電工マテリアル・テクノサービスで対応実績のある高分子化合物(ポリマー)合成反応には、以下のようなものがあります。
昭和電工マテリアル・テクノサービスの参考情報
- 参考価格:要問い合わせ
- 納期:要問い合わせ
- 標準合成範囲:要問い合わせ
- 合成方法:要問い合わせ
引用元:公式HP
https://www.kuroganekasei.com/contract_mfg.html
【薬研社が提供する高分子化合物】
- 重合反応(ラジカル重合、
リビング重合、縮合重合)
薬研社の参考情報
- 参考価格:要問い合わせ
- 納期:要問い合わせ
- 標準合成範囲:要問い合わせ
- 合成方法:要問い合わせ
受託合成に対応する代表的な化合物について、こちらもチェック